これまでに発表された全アルバムのうち、現時点で世界的に最も評価されている名盤とは? 海外サイトで音楽誌やリスナーにより名盤として挙げられたポイントが最も高かったアルバムの上位 10 作品をご紹介します(ランキングの詳細)。
どれも言わずと知れた名盤ばかりですが、未聴の方は是非、じっくりと聴きこんでみてください。昔の作品は近年になって高音質バージョンが発売されているケースもあるため、要チェックです。
紹介する作品は全ジャンルを対象にしたオールタイム名盤ランキングの TOP 10 とほぼ同じですが、こちらがより最新のランキングを基にしています。
1位:『OK Computer(OK コンピューター)』Radiohead(レディオヘッド)
1997年発表。今も活動を続けているオルタナティブ・ロックバンドの三作目です。わかりやすい作品ではありませんが、各方面で高く評価されロングセラーになっている、まさに名盤です。一番評価の高いトラックは 2 曲目の「Paranoid Android」です。高音質で聴きたい作品です。
2位:『The Dark Side Of The Moon(狂気)』Pink Floyd(ピンク・フロイド)
1973年発表。驚異のロングセラー作品。日本でもオリコン2位まで上がったそうです。プログレッシブ・ロックを代表するコンセプト・アルバムです。一番評価の高いトラックは、目覚まし時計の音から始まる 4 曲目の「Time」です。
3位:『Abbey Road(アビー・ロード)』The Beatles(ビートルズ)
1969年発表。史上最高のロックバンドとして名高いビートルズは、全作品での合計ポイントではナンバーワンのバンドです。数多い名盤の中でも、これ以下の 3 作品が特に高い評価を受けています。
4位:『Revolver(リボルバー)』The Beatles(ビートルズ)
1966年発表。メンバーそれぞれが素晴らしい働きをしています。3位『アビー・ロード』とのポイント差はほとんどありません。
5位:『Sgt Pepper’s Lonely Hearts Club Band(サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド)』The Beatles(ビートルズ)
1967年発表。世界初のコンセプト・アルバムで、ローリングストーン誌の選ぶオールタイムベストアルバムでは第1位に選出されています。曲単位で最も高い評価を受けているビートルズの曲は、これに収録されている「A Day In The Life」です。
6位:『Kid A(キッド A)』Radiohead(レディオヘッド)
2000年発表。『OK Computer』発表後に高い期待を受けて発表された問題作。電子音を多用し冷たい感触のこの作品は好き嫌いが分かれますが、名盤には違いありません。
7位:『Funeral(フューネラル)』Arcade Fire(アーケイド・ファイア)
2004年発表。2000年以降のロックを代表するカナダのオルタナティブ・ロックバンドの1st。デヴィッド・ボウイが絶賛したのも納得のこの作品は、『ジギー・スターダスト』をも上回るほど高い評価を受けています。
8位:『Velvet Underground & Nico』Velvet Underground & Nico(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ)
1967年発表。発表当時は売れなくても、数々のアーティストに多大な影響を与えた名盤。個人的にはまだ魅力がよくわからないのですが、影響を受けたと言われるバンドは好きだったりします。
9位:『Led Zeppelin IV(レッド・ツェッペリンⅣ)』Led Zeppelin(レッド・ツェッペリン)
1971年発表。レッド・ツェッペリンの数多くの名盤の中でも、「Stairway To Heaven(天国への階段)」を含む本作が最も高い評価を受けています。
10位:『Nevermind(ネヴァーマインド)』Nirvana(ニルヴァーナ)
1991年発表。グランジ、オルタナティブ・ロックをメジャーにした、90年代を代表する名盤です。
どれも文句のつけようがない素晴らしい名盤ばかりですが、名盤ランキングに入っているアルバムはどれも素晴らしく、どれも一番のお気に入りになる可能性があると思います。他のページも是非ご覧ください。