スマッシング・パンプキンズ(The Smashing Pumpkins)の全アルバム中、名盤としてリストされたポイントに基づく客観的ランキングを紹介します(ランクの詳細)。
「スマパン」として親しまれ、90年代のオルタナティブ・ロックを代表するバンドの評価されている名盤は以下のとおりです。
3位:『Adore (アドア)』
1993年発表の4thアルバム。3rd アルバムの大成功後にドラマーのチェンバレンが薬物で逮捕され、ドラマー不在となったことで作風が変わり賛否が分かれたものの、1stアルバム『Gish』以上に高く評価されるようになっています。
ハードな楽曲より繊細な一面が強調されたこの作品が一番好きというコアなファンも多い作品です。
2位:『Mellon Collie And The Infinite Sadness(メロンコリーそして終りのない悲しみ)』
1995年発表、2枚組の3rdアルバムです。2枚とも多様な楽曲なのにどれも良い曲ばかりという、素晴らしい名盤です。
1位との差はわずかで、スマパン関連では(ビリー・コーガンやジェームス・イハのソロ作、Zwanなども含めて)、この2作品が圧倒的に高い評価を受けています。
次の曲(「1979」)はバンドで最も高く評価されている曲で、私も大好きな曲です。
1位:『Siamese Dream(サイアミーズ・ドリーム)』
1998年発表の出世作となった2ndアルバム。ドリーム・ポップ、ヘヴィ・メタル、シューゲイザーなど様々なジャンルの音楽をうまく融合させており、「Disar」、「Mayonaise」など名曲も多数収録されています。
次の曲(「Today」)のイントロは、「オレは東京生まれHIPHOP育ち 悪そうなヤツは大体友達」のリリックで知られる Dragon Ash の大ヒット曲「Grateful Days」でサンプリングされていたため、ファンでなくても聞き覚えのある日本人は多いのではないでしょうか。