スフィアン・スティーヴンスの名盤ランキング TOP5【名盤ナビ】

スフィアン・スティーヴンスの名盤ランキング TOP5

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スフィアン・スティーヴンス(Sufjan Stevens)の全アルバム中、名盤としてリストされたポイントに基づく客観的ランキングを紹介します(ランクの詳細)。

スフィアン・スティーヴンスは米国のシンガーソングライターで、アルバムごとにスタイルを変え、様々な楽器を自ら演奏することで知られています。日本での人気や知名度は高くないかもしれませんが、現在進行形で歴史に残る名盤を生み出している数少ない天才的アーティストの一人なので、是非とも聴いていただきたいと思っています。

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5位:『Seven Swans』

2004年発表の4作目のスタジオアルバムです。
ローファイ・フォークの名盤です。

「To Be Alone With You」

4位:『Michigan』(ミシガン)

2003年発表の3作目のスタジオアルバムです。
生まれ故郷の州をテーマとしています。

「Vito’s Ordination Song」

3位:『The Age Of Adz』

2010年発表の6作目のスタジオアルバムです。
前作イリノイが好評だったことを受け、全米7位を記録するなどヒットした作品で、ややディスコ、エレクトロニカ寄りのアルバムです。
ハイライトは最後のトラックで、25分以上ある名曲「Impossible Soul」です。

最初のトラック「Futile Devices」は、後述する映画サウンドトラックにも収録されている名曲です。

2位:『Carrie & Lowell』(キャリー・アンド・ローウェル)

2015年発表の7作目のスタジオアルバムです。母の死を受けてつくられた作品であり、決して明るい内容ではありませんが、シンプルに美しく、心を締め付ける曲が並びます。スフィアンのベストだという声も多数挙がっています。

1曲目「Death With Dignity」から名曲です。

1位:『Illinoise』(イリノイ)

2005年発表の5作目のスタジオアルバムです。『Illinois』と表記されることもあります。
ミシガンに続く州をテーマとした作品で、交響楽のような華やかで美しい楽曲がまとめられています。Pichfork誌やAmazon.com Editors’ Picks などで年間ベストアルバムに選ばれたほか、2000年代(2000~2009年まで)の名盤ランキングで5位にランクインしている名盤です。

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「Come On! Feel the Illinoise!」を聴いて私はアルバム購入を決めました。

映画のサントラについて

スフィアン・スティーヴンスの知名度を高めた活動の一つは、2017年の映画『君の名前で僕を呼んで(Call Me By Your Name)』に提供した楽曲「ミステリー・オブ・ラブ(Mystery of Love)」です。

この甘酸っぱい青春映画は音楽の評価も高く、アカデミー賞の最優秀オリジナル・ソング賞、グラミー賞の最優秀ビジュアル・メディア・ライティング・ソング賞にノミネートされています。

このサウンドトラックには坂本龍一も楽曲を提供しています。

この曲でスフィアンを知った方には、このサウンドトラックはもちろん、発表時期の比較的近い『The Age Of Adz』や『Carrie & Lowell』を聴いてみるのもお勧めです。

「ミステリー・オブ・ラブ」は現時点でスフィアンの最も有名な曲ですが、オリジナル・アルバムをいくつか聴いてみれば、この曲に引けを取らない名曲が数え切れないほどあることに気づくはずです。

2023年の新譜『Javelin』

2023年10月に新作『Javelin(ジャベリン)』がリリースされました。「兵器の名前がタイトルだなんて物騒な…」と思いましたが、javelin とは元々投げ槍の意味で、聴く人の胸を貫くといった意味合いのようです。

『Ascension』以来のスタジオ・アルバムですが、完全なシンガーソングライター・モードで制作されたのは2015年の名盤『Carrie & Lowell』以来で初とのことで、期待してよいのではないでしょうか。

現在の名盤ランキングには反映していませんが、評価が固まり次第(数年後?)、このページのランキングも更新したいと思います。なお、個人的には3位くらいの印象ですが、『Carrie & Lowell』のように重くないため、気軽に聴ける点がお気に入りです。

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スフィアン・スティーヴンスと私

スフィアン・スティーヴンスという素晴らしいシンガーソングライターがいるということは何となく認知していたのですが、2022年になるまで、なかなか聴くきっかけが見つかりませんでした。

というのも、まず名前が覚えにくい。。
珍しい名前なうえ、Sufjan を「スフィアン」と読むというのが理解できません。発音を調べると「スフィアン」というより「スーフャーン」(頭にアクセント)という感じであり、それならば納得できますが、いずれにしても、名前を打って調べようと思うたびに苦戦しました。

また、アーティストに関する情報を調べてみても、自分には縁のなさそうなキーワードばかりだったこともあり、試しにじっくり聴こうという気になれませんでした。
アルバムのタイトルとテーマが外国の地名だし、バンジョーという馴染みの薄い楽器をメインに使っているし、アメリカ全州のアルバムを出す計画をすぐ反故にしているし、キリスト信仰が根差していたりと、親近感が沸く要素が一つもありません。

アーティスト画像を見ても、なぜだか背中に天使の羽が生えていて、いったい何者なのかわかりません。

そんなわけでマトモに聴く機会がなかったのですが、Black Country, New Road という最近お気に入りのバンドのメンバーまでもが『Illinois』を絶賛していたので、2022年になってようやく何曲か聴いてみる気になりました。

すると、声はいい、メロディは美しい、サウンドは華やか。本当に良い曲ばかりで、すっかりファンになってしまいました。

なお、スフィアン・スティーヴンスに比較されるアーティストとしては、エリオット・スミス、ニール・ヤングニック・ドレイク、サイモン&ガーファンクル、ブライアン・イーノなどの名前が挙がることがありますが、私が『イリノイ』を聴いて真っ先に連想したのは、ブライアン・ウィルソン(ビーチボーイズ)の幻のアルバム『スマイル』でした。

音楽ジャンルはやや異なるものの、英国受けしそうな美しいメロディーだけど UKロックよりは根が明るい感じとか、「繋ぎ」的な短い曲が多くて「長めの曲が確実に名曲」なこととか、オーケストレーションや作曲が天才的なところなどに共通点を感じます。

うまくまとめられませんが、何が言いたいかというと、スフィアン・スティーヴンスはとにかくお勧めのアーティストだということです。とりあえず聴いてみてください。

追記:『イリノイ』に続いて『Carrie & Lowell』を聴いています。楽器もムードも曲名の長さもかなりの点が大きく異なり、シンプルすぎて驚きましたが、共に美しく素晴らしい名盤であることは間違いありません。ずっと聴いています。

スフィアン・スティーヴンスが影響を受けたアーティストについて、こちらのインタビューで本人が語っていました。
義父が教えてくれた60年代~70年代の良質な音楽からインスパイアされたとのことで、ニール・ヤングビーチ・ボーイズビートルズストーンズ、イエスなどが挙げられていました。エレクトロに関しては、マウス・オン・マーズ、オヴァル、オウテカなどが好きなようです。