海外サイト「Best Ever Albums」の多数のユーザーが名盤としてリストしたポイントをアルバム別ではなくアーティスト別に集計すると、現時点で高い評価を受けている史上最高のアーティストたちが誰なのかが自ずと浮かび上がってきます。
ここでは TOP 20 のアーティストと、そのアーティストの最も評価の高いアルバムを紹介します。流行に左右されるポップスは少なく、リスナーの多いロック・ミュージックがすべてを占める結果となっています。
1位：The Beatles（ビートルズ）
やはり最高のアーティストとなると、数々の革新的な名盤を生み出したビートルズになるのでしょう。長年にわたってこれだけの評価を得ていることは驚きです。
2位：Radiohead（レディオヘッド）
90年代を代表するオルタナティブ・ロック・バンドのレディオヘッドが 2 位にランクインしています。名盤ランキング 1 位に選ばれた以下の作品をはじめ、多数のアルバムが高評価を受けています。
3位：Pink Floyd（ピンク・フロイド）
超ロング・セラーの『狂気』名盤ランキング 2 位）を筆頭に、プログレッシブ・ロックの枠に収まらない人気を得ています。
4位：Led Zeppelin（レッド・ツェッペリン）
幅広い音楽性を持ち、最高のメンバーを揃えているロック・バンドの人気は絶大です。
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5位：Bob Dylan（ボブ・ディラン）
米国のアーティストとしては最上位です。ノーベル賞を受賞するほどの詩人ですが、アルバムごとに音楽性を変化させ、歌詞がわからなくても素晴らしい曲を作り出しています。
6位：David Bowie（デヴィッド・ボウイ）
『ジギー・スターダスト』（名盤ランキング 17 位）だけでなく、晩年まで長期にわたって革新的な名盤を送り出してきたボウイは、幅広いアーティストやリスナーから高い支持を得ています。
7位：Arcade Fire（アーケイド・ファイア）
近年のバンドで唯一ランクインしているオルタナティブ・ロック・バンドです。作品を出す度にグラミー賞候補となっています。2000 年代以降を代表するロック・バンドと言えます。
8位：The Rolling Stones（ローリング・ストーンズ）
長年にわたり解散せずに活動を続けているローリング・ストーンズはロックの代名詞的存在です。
9位：Nirvana（ニルヴァーナ）
短い活動期間ながら、『ネヴァーマインド』（名盤ランキング 7 位）などが音楽シーンに与えた影響は絶大です。
10位：The Velvet Underground（ヴェルヴェット・アンダーグラウンド）
1964年に結成されたこのバンドは当時商業的成功を得ることはできませんでしたが、ニコとのセルフタイトルのアルバム 1 作を中心に、長年にわたり一線で活躍するアーティストに影響を与え続けています。
Velvet Underground & Nico-45th Anniversary
11位：The Smiths（ザ・スミス）
1980年代の英国を代表するロック・バンドと言えます。
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12位：Pixies（ピクシーズ）
初期のオルタナティブ・ロックを牽引したロック・バンドです。以降出現する多くのオルタナティブ・ロック・バンドやインディー・ロック・バンドが影響を公言しています。緩急の使い分けと爆発力がたまりません。
13位：The Beach Boys（ザ・ビーチ・ボーイズ）
サーフ・ロック・バンドとしては異色の名盤『ペット・サウンズ』（名盤ランキング 13 位）は今も史上最高のポップ・ミュージックの名声を得ています。
14位：The Clash（ザ・クラッシュ）
パンク・ロックを代表するバンドですが、パンク・ロックの枠にとどまらない音楽を作り出していたバンドでもあります。
15位：The Who（ザ・フー）
ビートルズ、ローリング・ストーンズと並ぶ英国の 3 大ロックバンドに数えられるバンドです。
16位：U2
スタイルを変えながらも長年にわたり活躍していることで、商業的成功だけでなく多くの支持も獲得しています。
17位：Jimi Hendrix（ジミ・ヘンドリックス）
独創的なギターは衝撃的で、今も色あせません。
18位：Neil Young（ニール・ヤング）
アーケイド・ファイアとともにカナダを代表するミュージシャンです。
19位：Bruce Springsteen（ブルース・スプリングスティーン）
アメリカを代表するシンガーソングライターです。
20位：The Doors（ドアーズ）
1960年代に活躍したカリスマ、ジム・モリソン率いるロック・バンドです。
