日本で過小評価されている洋楽の名盤 4 枚【名盤ナビ】

日本で過小評価されている洋楽の名盤 4 枚

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海外では人気なのに、日本ではイマイチ知名度が高くない。そんなアーティストはたくさんいます。

この温度差は、同じ CD アルバムで Amazon.com と Amazon.co.jp のレビュー数を比べてみると、なんとなくわかります。

大雑把なレビュー数は Amazon.com のほうが 10 数倍多いのがふつうですが、ここでは日本の Amazon.co.jp でのレビュー数が割合少ない名盤を 4 枚取り上げてみたいと思います。

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『Is This It(イズ・ディス・イット)』The Strokes(ザ・ストロークス)

2001 年の作品。Amazon.com のレビュー数は現時点で 939 件あるのに対し、日本では 34 件しかありません。

ストロークスは日本でも洋楽好きに一定の人気はありますが、過小評価されている感は否めません。現在の日本ではアークティック・モンキーズのほうが知名度が高いかもしれませんが、そのアークティック・モンキーズのフロントマンであるアレックスが「I just wanted to be one of The Strokes.(僕はただストロークスのメンバーになりたかった) 」と語るほどのバンドです。

同時代に洋楽を聴いていたものとして、ストロークスが現れた当時の鮮烈さは強く印象に残っています。流行りの音楽の真似ごとばかりしているバンドが多いなかで、シンプルに自分たちの音楽を打ち出し異彩を放っていたストロークスがその後の音楽シーンを変えたことは明らかでした。

いつまでも色あせない名盤です。

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『To Pimp A Butterfly(トゥ・ピンプ・ア・バタフライ)』ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)

2015 年の作品。Amazon.com のレビュー数は 1087 件あるのに対し、日本では 29 件だけです。

文化も言語も異なる洋楽ヒップホップが日本人に受け入れられにくいのは仕方ないところですが、日本でエミネムほども知られていないのは、やや残念というか、もったいないことだと思います。魅力の一部しか伝わらないとしてもすごいアーティストなので。

グラミー賞やオバマ元大統領やピュリッツアー賞などでも注目を集め、今後も話題になることは多いと思いますが、とりあえずじっくり聴いてみてほしい名盤です。

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『In the Aeroplane Over the Sea(イン・ザ・エアロプレーン・オーバー・ザ・シー)』Neutral Milk Hotel(ニュートラル・ミルク・ホテル)

1998 年の作品。Amazon.com のレビュー数は 712 件あるのに対し、日本のレビューはたったの 7 件です。

US インディー・ロックが日本で受けにくいとしても、日本でのこのバンドの知名度の低さは異常です。「日本で過小評価にも程があるニュートラル・ミルク・ホテルの名盤」でも取り上げましたが、現在高い人気を誇る多数のバンドが影響を公言しているというのに、日本ではいつまでもほぼ無名のままです。日本で影響力のある音楽関係者が大々的に取り上げたことがないせいでしょう。

注目を浴びる機会さえあれば、もっと人気が出ることは間違いないと思うのですが。。

最後に取り上げるのは、上記ニュートラル・ミルク・ホテルなどに影響を受けた、Car Seat Headrest(カー・シート・ヘッドレスト)です。近年次々と名盤を生み出し続けているバンドで、以下の作品は RollingStone 誌の2016 Best Albums で 4 位に選出されています。日本でもウィーザーのような人気が出てもおかしくない存在です。聴いてみてください。